ブラックフォーマル:カンヌ映画祭2024レッドカーペットからの考察 Deep dive into 2024 formal suits protocol from Festival de Canne
今日は、先週フランスのカンヌで行われた映画祭のレッドカーペットの着こなしから、2024年フォーマルスタイリングの最前線をチェック
今日は、先週フランスのカンヌで行われた映画祭のレッドカーペットの着こなしから、2024年フォーマルスタイリングの最前線をチェック
ここ数年でタックの入った腰回りにゆとりがあるスタイルが復活しています。テーラードアイテムへの回帰がファッション界で顕著ですが、タック入りパンツも一つのノスタルジックな品ある着こなしへの回帰と言えると思います。
軽い・柔らかい、これこそが最大の魅力です。夏にこれを着る紳士が「やめられない!」というほど、軽量、しならかで快適に仕上げてあるのがゼニアモヘアの特徴。さらにヴェスタのテーラリングは、天然高級資材100%の本バス(馬の尻尾の毛)を利用した毛芯仕立てですので、素材の持ち味を生かした美しいシルエットを構築するだけでなく、しっかりと型崩れせず長持ちするスーツに仕立てあがります。
タキシードは、1865年に流行の先駆者である当時のウェールズ公エドワード7世王子が生みの親です。これは、よりフォーマルなテールコートの代替として導入されました。
最近はレディースでもトレンチはトレンドですので色々なアレンジバージョンを街で見かけますが、ヴェスタではこのようにそれぞれのディテールに工夫などが盛り込まれていて感心しました。
3つボタン段返りジャケットとは、3つボタンで下えり(ラペル部分)が第1ボタンを半分おおい隠している仕様のこと。そのためボタン穴がラペル線沿いに出てきていて、折り返されている状態のもの...というのが3つボタン段返りジャケットになります!!
ヴェスタのインバネスコートはケープが取り外しできる2wayコートになっています。 ケープをつけたスタイルはドレッシーでエレガントな雰囲気。 外したらステンカラーコートとなり、スタイリッシュな雰囲気です!!