価値あるスーツの見分け方

Facebook
Twitter
世界のスタンダードを知るからできる:技術革新や価格設定、上質素材の買い付けに真価を発揮

何か購入する際は、インターネット検索から入るのが当たり前の世の中。

デジタルマーケティングの世界では検索にかかりやすいよう様々な工夫が日々されていますが、その行き過ぎにより「消費者にとって価値あるものから」かけ離れた「マーケティングテクニックに優れたもの」ばかりにスポットライトが当たるようになっていることを痛切に感じます。

スーツの世界も同じです。

せっかく手にする上質スーツなら「これはすごい」と言うものにたどり着いてほしい。

そんな思いでこのコラムを始めたいと思います。

高ければ良いと言うわけではない、これは皆様ご存知と思います。

安くても良いものがある

例えば、ヴェスタをご利用のお客様がたびたび口にされる表現のひとつが「ヴェスタは安い」と言うお話し。あれ、安かろう悪かろうじゃないの?と思いますよね。

スーツは約10万円〜ですので(詳しくはPriceページをご参照ください)価格だけを見るとそうは感じないかもしれません。

ヴェスタは資材やデザインから全てオリジナルなので単純比較はできませんが*世界のスーツマーケットのスタンダードと比べても約半額と言った感覚だと思います。

*オーダースーツに精通した方ならご存知と思いますが、日本国内どのオーダーショップに行かれても、9割がたのショップはシステム化された日本国内数社の縫製工場により製造されています。その縫製工場の資材を使用し、その縫製工場の型紙で仕上がります。ヴェスタはイタリア人マエストロによる型紙、資材もイタリアに特注している点でまず一線を画します。ヴェスタの縫製詳細はこちらのページにも記載しています。

この価格を実現できる理由は、何より長年の信頼とネットワークです。ヴェスタは東京の銀座に一店舗のみのショップですが、業界ネットワークと顧客は世界に広がっています。

世界のスタンダードを知るからできる:技術革新や価格設定、上質素材の買い付けに真価を発揮するヴェスタ

何かひとつの要因だけが突出してこのヴェスタの特殊なスーツ作りができるわけではありません。

これら全て社員一丸となって研ぎ澄ませた結果、お客様に真に価値あるお洋服をお届けできる要因となっています。

品質的に競合となるイタリアの高級スーツブランドですと、日本での価格帯は20万円台後半から、上を見ればキリがないですが60万円と言ったところ。これがヴェスタでは日本人の手による丁寧な縫製で約10万円から20万円です。

伝統の手縫いと技術革新の融合

ヴェスタの縫製様式、これも他で類を見ない形式です。メンズファッション界の最先端であるイタリアの型紙や素材を、技術の緻密さと丁寧さでは世界でも随一と認められる日本の職人が、手縫い工程を経て仕上げるスーツ。

手縫い仕上げに関しては、ヴェスタのSNS等で日々発信していますので、ぜひご覧ください。

スーツをよく知る人ほど、「この値段でこのスーツができるの?」と驚くヴェスタのスーツ。

この理由のひとつを、お洒落道場さんが取材してくださいました。

ヴェスタ北川、言いたいことがありすぎて喋り過ぎ感溢れてすみません。・・・いつものことですが!

今日は縫製様式についてざっくりと説明しました。またスーツのディテールや素材についても、お話ししていきたいと思います。

パスワード保護されている限定記事をお読みになるには、メールニュース登録をお願いいたします。

戦略的に装うという選択についてフォーブスの記事から

第一印象は“話す前”に決まっている

あなたが言葉を発する前に、服装がすでに物語を始めている。
これはファッションの話ではなく、ビジネス戦略の話です。

2025年4月、Forbes Business Councilが公開した下記の記事では、

「人はミリ秒で第一印象を形成し、その多くは服装に基づいている」
と述べられています。

Read More »

The Rake Japan連載より:マリネッラ4代目 アレッサンドロ・マリネッラ氏の“装い哲学”を振り返って

ナポリの老舗ネクタイブランド四代目当主であり、Forbes Italia「30 Under 30」にも選出されたアレッサンドロ・マリネッラ氏は、次世代のクラシックスタイルを牽引する存在として、世界中の注目を集めています。
今回のThe Rake Japan 連載【Power of Suit 〜良い服は人生を変える〜】では、私、北川美雪(VESTA/銀座)がアレッサンドロ氏にインタビューを行い、彼の語る“装い”の本質に迫りました。

Read More »

【銀座VESTAより】Met Gala 2025に学ぶ、男たちの装いとその源泉

Met Gala 2025のテーマは「Superfine: Tailoring Black Style」。コートジャケットやケープといった“儀式性”のあるフォーマル回帰が多く見られました。特に肩の構築や丈の長さ、重厚感のある生地使いが顕著で、今一度“仕立てとは何か”を問いかけるような装いが印象的でした。また、パンツにおいても、タキシード由来の側章や光沢素材が散見され、クラシックのエッセンスをモダンに再構築する動きが顕著です。これは単なるトレンドではなく、テーラリングが「個を語る儀式」であるという認識が、世界のエレガンスの最前線で静かに共有され始めている証なのかもしれません。

Read More »

【ベッカム流ジャケパン術】大人の余裕を叶える、春夏スタイルの教科書|VESTA 12万着記念フェア開催中

スポーツ界のスーパースターでありながら、世界のファッションアイコンとしても名を馳せるデヴィッド・ベッカム氏。彼が私たちに教えてくれるのは、「一流のスポーツ選手であることと一流の美意識は両立する」ということ。

Read More »
Picture of 北川美雪

北川美雪

Hi! I'm Miyuki, General Manager at VESTA.

Leave a Replay

Newsletter メールニュース登録

Please make sure your email adress is correct! メールアドレス誤記載の場合は届きませんのでご注意ください!