数百年に一度のタレントは、ファッションでも!
メジャーリーグでも二刀流を貫き、その抜きん出た才能と努力をアメリカでも高く評価される大谷翔平選手。
日本人としては非常に誇らしく、偉業に敬服するばかりです!!
ファッションに携わる者としても、大谷選手が着こなすとどのスーツも素敵に見えて、眩い存在感に見惚れてしまいます。
タキシードもシャツもダーク系でスタイリッシュに
大谷選手のタキシードは、角度により濃紺に見えるベースでラペルには正式なタキシードであるシルクを拝した、お洒落で品のあるものでした。
アスリートの鍛え抜かれた肉体、そしてハンサムなお顔立ちと合わせ、プレゼンターのDusty Baker氏も「罪な男」とご指摘の通り、ファッションモデル顔負けの着こなしで野球でもファッションでも最高のパフォーマンス。
今回はこのニューヨークで行われた受賞式の様子をチェック
大谷選手だけでなく、メジャーリーガー本気のタキシード姿、圧巻です。
タキシードのプロトコル
動画内では、蝶ネクタイのバランスや、立場に応じたフォーマルスーツの選び方にも触れています。
ちょっと抜粋しますと・・・。
タキシードは黒または濃紺がデフォルト
上のYoutube動画でもわかるように、皆様ブラック、またはミッドナイトブルーと呼ばれる黒に近い紺をベースとしたタキシードをお召しです。どちらの場合も、ラペルに使うシルクは黒がスタンダードです。
主役なら思い切ったステートメントスーツもあり
昨年の受賞者Michael Harris II氏の白ジャケットがあまりに素敵で思わず取り上げましたが、こうしたユニークなフォーマルも、拝絹・即章らしきプロトコルを踏襲し仕立ての良いセットアップで着こなすと、品があり自分らしさを余すことなく語るステートメントスーツになります。
シャツの選び方
カラー
動画でもお分かりの通り、通常のえりのドレスシャツでタキシードとコーデしているパターンが多数。蝶ネクタイとセットでよく選ばれるのはウィングカラーシャツですが、ワイドカラーやホリゾンタルカラーでも蝶ネクタイOKです。
カフス
カフスはダブルカフがほとんどのように見えました。カフリンクスでもお洒落をお楽しみください。
ボタン
タキシードならではのオニキススタッズタイプが多く見られます。もちろん、比翼と言ってボタンが隠れるタイプの前立てにしたり、通常の白ボタンも大丈夫です。
胸プリーツ
以前はタキシードといえば胸にひだが入ったタイプが正統派とされていましたが、動画でも確認できるように胸プリーツ無しの紳士が大半です。
ノーマルネクタイでタキシードもOK
また、タキシードとはいえ、通常のネクタイと合わせるコーデも多数見受けられます。通常のドレスシャツに、ネクタイでタキシードを着るコーデが浸透しています。
蝶ネクタイの選び方
ラペル幅が細いとモードっぽく若々しい印象に。太いと堂々とし貫禄ある印象になります。蝶ネクタイに限らず、ネクタイの選び方はラペル幅と連動させるとVゾーンのバランスがスッキリします。
アメリカパーティ文化パワーに圧倒される
この受賞者の着こなしを通して、カジュアル大国アメリカとはいえ、いざ気合の入った晴の舞台ではバシッと決める、メジャーリーガーの着こなしに痺れました。
ぜひ、動画で全編ご覧ください!
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